Episode 3

実践エピソード3
〜聞き上手な人になること〜

コーチング★商店主専門コーチング



スタッフが思うように動いてくれない。
スタッフが、なかなか乗り気になってくれない。
何度、注意しても、同じミスを繰り返す…


商店主の忙しい毎日を作り出しているのは、
スタッフのこういうことが
原因になっている場合があるのではないでしょうか。


ここで質問です。


■あなたが、話しをしたくなる相手って誰ですか?

□友人
□家族
□パートナー…

■その人のどういうところが、話したい気持ちにさせるのですか?

□いつも笑顔で聞いてくれるから。
□興味有り気なそぶりで聞いてくれるから。
□なんでも、受け止めてくれそうだから…

この人なら、自分の話しをしっかりと聞いてくれるだろう
と思える理由は、いろいろあると思います。


そういう人は、一言でいうと
『聞き上手な人』ということになります。


商店主として、店内マネジメントを成功させるためには、
まずは、『聞き上手な人』になることを目指す必要があります。


以前、私は新聞社の取材を受けたことがあるのですが、
そのときにお越しいただいた記者の方は、
『聞き上手な人』のお手本のような方でした。

こちらの話しをしっかりと受け止めようとする気持ちが、
姿勢、表情、メモを取るなどの行動から
しっかりと伝わってきました。


当然、対話の中での受け答えでも伝わってきましたが、
言葉ではない、態度を含めた非言語的な部分から
強くその気持ちを感じることができました。

そういう態度で聞かれると、
話す方は、気持ちよく話すことができます。

そして、しっかりと、
自分の思っていることを話すことができた相手には、
好感を持つことができます。

今日、私が、取材に来ていただいた記者の方を
素晴らしい『聞き上手な人』として紹介しているのは、
その方に好感が持てたからということになりますよね。


そして、好感を持てた人の話なら、
「ちょっと、聞いてもいいかな」
という気持ちになることができるのです。


自分が店主だから、
スタッフは話しを聞いて当然と考えるのは、
店主のエゴでしかありません。

店主とスタッフという関係の前に、
人と人の良い関係を築いていかないと、
店内マネジメントは機能しなくなります。


スタッフが思うように動いてくれない。
スタッフがなかなか乗り気になってくれない。
何度、注意しても、同じミスを繰り返す…


ということが、
もし、お店の中で起こっていたとしたならば、
スタッフとの人間関係の再構築を
優先課題として取組んでみる必要があるのではないでしょうか。

スタッフとのよい人間関係を構築するために、
あなた自身が『聞き上手な人』になることを目指してください。






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