Episode 90

実践エピソード90
〜反目する二人のために…〜

コーチング★商店主専門コーチング



「うちの上司は、褒めるのが下手だ」
「うちの部下は、褒めるところが無い」

反目する両者には、歩み寄るという気持ちは微塵もありません。

私がかつて在籍していた専門店チェーンでも、
このようなことは日常茶飯事でした。

コーチングやコミュニケーションの大切さが叫ばれ、
会社の研修やセミナーでは座学として
部下や上司との上手い付き合い方を学んではいるものの
実際の職場では、何の役にも
立っていないというのが実情です。

昨日まで、褒めることを一切しなかった上司が
研修会に行った次の日から
手のひらを変えたように、部下を褒めるということは
なかなか出来ないという気持ちも
分からないわけではありません。

それでも、コミュニケーションが円滑に行なわれて
人間関係が上手くいっている職場の方が
働いているスタッフの士気も高まるし、
結果として業績は良くなります。

そういうことは、知識として理解している人が多いのに
なかなか上手くコミュニケーションがとれないのは
特別なことを、気合を入れて
やろうとするからなのではないでしょうか。

褒める、ねぎらう、気を使う…

もっと簡単に、コミュニケーションを取る方法はないでしょうか。
私は、相手の存在を認めるという意味で、
挨拶をしっかりと行なうことが、
コミュニケーションが円滑に行なわれる
職場作りの第一歩だと思っています。

朝、昼、夜、とにかく、こちらからドンドン挨拶をしてみる
最初のうち、上司や部下に相手にされなくても、
こちらから、元気よくやってみる。

挨拶をするということは、けっして難しいことではありません。
まずは、ここからスタートしてみては、いかがでしょうか?






コーチングを商売に活かしてモチベーションアップを実現し、
業績アップさせたい方はこちらもお読みください。
コーチング★商店主専門コーチング