Episode 21

実践エピソード21
〜ある学習塾の話・その3〜

コーチング★商店主専門コーチング


さて、高校受験合格者への祝賀会を企画した
学習塾の話の最終回です。

祝賀会の日程も決まり、
会場も押さえた後、
肝心の祝賀会への参加者が、
ほとんど集らない…

開催の10日ほど前になっても、
そういう状況でした。
そこで、コーチングセッションの中で
塾長にこういう提案をしました。


それは、塾生の保護者に対して、
手紙を書くことです。


内容は、

なぜ、中3生のための祝賀会をやろうと思ったのか、
中3生をねぎらう理由、
塾長としての中3生たちへの思いなどを書くことにしました。


さらに、中2生以下の子供を持つ保護者には、
以下の文面を付け加えました。


『これから数年先、皆様のお子様方も受験勉強に取り組まれ
志望校合格という栄光を勝ち取られることでしょう。

そこで皆様にひとつお願いがあります。

"この1年頑張った中3生に対する祝賀会にご参加して頂き、"
彼女たちに、ねぎらいの拍手をプレゼントして頂けないでしょうか?』

このように呼びかけたのです。


そして、この呼びかけをすることによって、、
予想をはるかに上回る結果につながることになりました。

祝賀会は、塾長発案のお菓子作りイベントも
盛り込んだことも功を奏して、

当初は、4〜5名しか集らない予定だったところ、

なんと、10倍以上の、50名を超える
参加者が集ったのです!


そうなると、借りていた会場では収まりきれなくなり、
急きょ、第2会場を用意して、祝賀会を開催することになったのです。


祝賀会のクライマックスには、
50名を超える参加者からの温かい拍手の中、
塾長から、心のこもった手書きの賞状とプレゼントが
中3生に渡されました。


そして、後日談として、

中3生の80%の生徒から、
高校に進学しても、
この塾で学びたいという言葉をもらうことができたのです。


今、学校が始まり、
そろそろ、授業が本格的に始まりかけていますが、
今の段階で、その内の50%の生徒が、
高校クラスへの申込みを正式に済ませているとのことです。


このエピソードからは、
旅にでて、英雄となって帰ってきた勇者に対する
ねぎらいの儀をすることの大切さと、

相手に行動を呼びかけるときには、
その行動が、相手にどうつながってくるのかを
キチンと伝えることで、
相手は、行動を起こす気持ちになるということを
再確認することができました。


さて、あなたは、このエピソードからの気付きを
どう活かしますか?


今回のエピソードの舞台となりました
学習塾の塾長より、
コーチングの感想をいただいております。


私は自分でお金を稼ぐのは初めてでした(学習塾経営)。
 
不安だらけでどうしようもなかったです。

自分ひとりで考えていると、
どうしても視野が狭くなり行き詰ることも多々あります。

「春期のチラシはほんとうにこれで行けるのか?」
自問自答では答えが出ないことも多々あり、
ビジネスがなかなか前に進みません。 

もちろん知り合いにも相談できますが、
プライドが高い私は、
今にも泣きそうなくらい困っている
その姿を見せたくありませんでした。 

そんな私にとって、岡本さんと出会えたことは大きかったです。
強い強い後ろ盾を得ました。 
ビジネスの進むスピードが圧倒的に違います。

第3者からの意見ですので、
冷静にもう一度自分を見ることができます。 
背中をプッシュされることで自分の企画に自信がつきます。 

商工会議所やベンチャー支援団体などにも相談にいきましたが、岡本さんのコーチングと比較すると比べものになりません。
 
何が違うか、それは私の話しをしっかり聞いてくれることと、
問題の本質は何かを指摘して頂ける力です。 


迷っている方は必ず体験版のコーチングを受けて下さい。
 




コーチングを商売に活かしてモチベーションアップを実現し、
業績アップさせたい方はこちらもお読みください。
コーチング★商店主専門コーチング