Episode 11

実践エピソード11
〜しっかりやっているつもり…をなくす方法〜

コーチング★商店主専門コーチング


せっかく育てた人材なのに
一人前になったなと思ったら
「すぐに辞めさせて下さい…」
と告げに来る。

新しい人材確保をしようとしても、
ここ数年、求人誌の広告の反応はよくない。


そういうことを、何年も続けていると、
どうしても、スタッフの顔色を伺いながら
仕事をしてしまいがちになるんだよね…


年賀状のやり取りをしている仲の旧友と
久しぶりにEメールで会話をしているときに
出てきた話題です。


自分では、

しっかりとコミュニケーションを取っているつもり…

しっかりと仕事をまかせているつもり…

しっかりと教育をしているつもり…


これ以上、自分が何をすれば、
スタッフが長く勤めて、ちゃんと働いてくれるんだろう…


そういった嘆き声を
多くの店長さんから聞かされます。


店長が、しっかりとやっているつもりの対応が、
スタッフにとってみると
「店長は、自分のことを何も分かってくれていない」
という印象を持っている場合もあります。


あるレストランチェーンの社長さんが
退職者に対して、退職理由のアンケートを取ったところ、
その理由の第1位となったのは、
『誰も何も教えてくれなかったから』という理由でした。


でも、お店の従業員に対して
何も教えない店長さんなんて、
殆どいないですよね…

それでも、こういう理由で辞めていく
スタッフが一番多いということは、
スタッフと店長さんとの間に
感覚的なズレがあるからなんですよね。


感覚的なズレを解消する最適な方法の一つとして、
コーチングを活用した会話を実践する
ということが考えられます。


ただ、一方的に店長から指示を出すのではなく、
相手に話しをさせる時間を充分にとる
そして、相手の話をしっかりと聴く。


このことを実践するだけでも、
スタッフとの感覚的なズレを解消するには、
充分な効力があると思います。


そうしているうちに
『しっかり…つもり』という部分も
いつの間にか、姿を消していくことになるはずです。


スタッフとのコミュニケーションを
『しっかり…つもり』で終わらせないためには、
コーチングのエッセンスを
学んでいく必要があります。






コーチングを商売に活かしてモチベーションアップを実現し、
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